今年のミラノは、冬が無かったと言ってもいいくらい暖かく雪も降らず雨ばかりで晴れれば日中は14℃くらいあり、氷点下なんてまずありませんでした。
もう3月です。何だか拍子抜けしながらも日は確実に長くなっていて、夕暮れ時に漂う空気の匂いも何処と無く寂しいあの春の匂いになってきて、最近では目が痒かったりくしゃみが出たり、すっかり春の訪れを実感しつつあります。
ミラノで迎える4度目の春。今月の最終日曜日で冬時間が終わり、ヨーロッパはサマータイムになります。
今年の春が今までのそれと違う事は、僕がサマータイムになるのを待たずに日本へ帰るという事です。
2011年3月1日から、本格的に留学生活を開始してもう丸3年が経ちました。
ようやく、完全帰国です。
留学期間は人それぞれですが、奨学金や私費で来る人は1年か2年がほとんどですので、3年間というのは割と長い方だと言えるでしょう。
東京で大学2年生になる春から卒業して留学するまでの約4年弱過ごした家を出る時もそうでしたが、今こうして引き出しを片付け物を段ボールに詰めて荷造りをしていると、思い出のある物が出てきては手を止め、これまでのミラノの生活を振り返ります。
特に目に留まるのが、親族や友達、地元の先生からの手紙です。
そこには送ってくれた友達や先生や家族の想いが詰まっていて、気付いたら目が赤くなっていました。
花粉症が原因では無い事は確かです。
自分は何の気なしに日々過ごしてはいましたが、特に両親はこれまでどんな想いだっただろうと、今更ながらに初めて考えたのでした。
つづく
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